京都旅行記2022Ⅱ~京セラ美術館で「アンディ・ウォーホル・キョウト展」④~

今回で書き終えますが、キャンベルスープ缶を経てウォーホルがつくっていった作品の展示に続きます。 【第4章】儚さと永遠新聞の派手な見出しからハリウッドの憧れのスターまで、日常生活に作品の題材を求めていたウォーホルは、1960年代以降、自身を取り巻く、その当時注目を集めた独創的な人々を描いていきます。子供の頃からハリウッドスターに憧れていたウォーホルは、1962年、マリリン・モンローやエルヴィ…

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京都旅行記2022Ⅱ~京セラ美術館で「アンディ・ウォーホル・キョウト展」③~

引っ張って書いていますが、あと2回くらい続きます。(章ごとに分けて書いた方が自分が分かりやすいので)第1章、第2章と進んできて第3章までやってまいりました。【第3章】『ポップ・アーティスト』ウォーホルの誕生ポップ・アート旋風が全米に吹き荒れる中、ウォーホルはこの新しい動きのリーダー的存在となります。アメリカの美術館はこぞってポップがテーマの展覧会を開催し、ウォーホルはどの展覧会にも登場し、196…

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京都旅行記2022Ⅱ~京セラ美術館で「アンディ・ウォーホル・キョウト展」②~

ウォーホルの商業イラストを見た後は、京都とウォーホルです。【第2章】ウォーホルと日本そして京都ウォーホルの長年にわたる日本への関心やその始まりをたどります。1956年、ウォーホルは世界一周旅行に出発しますが、この贅沢な企ては彼にとって初めての海外体験であり、おそらく仕事は無関係の唯一の海外旅行。いわば純粋な休暇であり、若きウォーホルはこの旅行をスケッチブックに記録し、旅のパートナーであるチャール…

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