石と闘う ~検査結果編~

胃カメラのんだら予想外の「胆石」と診断された私。
検診してくれた先生に内科に次週行って話をしてくださいといわれたので
検査日はそのまま帰宅し慌てて胆嚢と胆石について調べました。

胆嚢」とは、
肝臓から十二指腸につながる総胆管の途中にくっついている臓器で
肝臓で作られる胆汁(一日800~1000mlくらい)を一時的に蓄えて濃縮し
油っこい食べ物やお酒などを大量に摂取した時に濃縮胆汁を十二指腸にピュピュッと出し、
すい臓から出されるリパーゼという脂肪分解酵素の消化の助けをします。 

胆嚢の場所などはこのサイトをご参照下さいね。↓
http://www.mcp-saitama.or.jp/kenkou/kenkou/syuukan/200503.html

そして、私が診断された「胆石」とは、
濃縮した胆汁からコレステロールや色素等が固まって結晶になって
それが徐々に大きくなって石になる病気。
中年、女性、太った人に生じやすく、遺伝的要素や食習慣も大きく影響するそうで、
女性は男性の1.5~2倍の割合で罹りやすいとか。
また、甘いものや動物性脂肪の料理が好きな人、早食い、大食いの人、
デスクワークで座りっぱなしの人、ストレスのたまりやすい人が罹りやすいと聞いて、
自分の原因は「酒」の他に意外に「ストレス」もあるのではと思いました。
当時、仕事で少々煮詰まっていて今後の自分に不安があったのも確かなので(←ホント)、
それで「飲み過ぎて」いたのだろう、、、そんな風に都合よく原因を考えたのですが。。。。

人間に出来る結石の中では一番多く日本人成人の約1割が胆石持ちだそうですが、
自覚症状のない石の保有者に何の悪さもしないまま一生を過ごす
「サイレント・ストーン」と呼ばれる石もあり、胆石保有者の3分の2は無症状と言われています。
が、私の場合は胃痛という自覚症状が出ていたので治療が必要です。。

検査1週間後、再び内科の先生のところに行きました。

先生:「うつぼさんは胆石ですから、手術して胆嚢とりましょう。(←あっさり)」 

座った途端、私の顔も見ずにそんな大事なこと言うんですか。。。。。

うつぼ:「胆嚢をとる、というのはお腹を切るんですよね?」 

先生:「そうですね。腹腔鏡手術で簡単ですからとりましょう。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 

ふくくうきょうしゅじゅつ?????

手術と聞いただけでビビッテいる私に
何のこっちゃ分からない手術が簡単だから胆嚢とりましょう、ってさらっと言われてもさー。

うつぼ:「腹腔鏡手術というのは一体どういうものですか?」

先生:「お腹にちょっと傷がつくだけで沢山お腹を切る訳じゃありませんから簡単です。」

先生、そんな説明ぢゃゼンゼン分かりませぇーん。(-_-;) (-_-;) (-_-;)

うつぼ:「ちょっと考えてもいいですか?」

先生:「いいですよ。来週までに考えてきて下さい。」 

診察終了。

たとえ内科のこの先生が執刀しないと分かっていても、こんな先生に診察を任せるこの病院、
「信じられん」。

確かに症状が出ていて調子が悪いから手術しなければいけないにしても、
もっと自分が事情を理解した上で手術に臨みたい、
そう思った私はセカンドオピニオンを求めて違う病院にいくことにしました。。。   (つづく)

この記事へのコメント

  • Catcat44

    ・・・そこですぐに、セカンドオピニオンってところがすごいです。
    いい意味で、日本人らしくないですよね。アメリカでは普通なのかしら?
    胆嚢はなくても平気って知ってますが、どうして平気なのかは、忘れました(苦笑)
    腹腔鏡手術も知ってます。ウチはガン家系なもので。。。
    2007年07月10日 01:04
  • kikuzou

    いきなりこういう事言われてもねぇ・・・
    インフォームドコンセント(でしたっけ?)をもっとしっかりして頂かないと信頼できませんよね。

    ドクトルパンダさん執刀なら安心なのに~(きっと)
    2007年07月10日 06:08
  • ちょっと、信頼できない感じの対応ですよねー。
    違う病院でどうなったのか・・・気になります!
    私の母も確か石があったはずです。
    薬で溶かしたんだったような・・・うろ覚え・・・
    2007年07月10日 12:27
  • どもども うつぼさん♪
    トラバの件 私側だとトラバされたことになってるのに。。申し訳ないっす。 私の場合 運良く 石が割れて 外に流れてくれたので大事には至りませんでした。日本のことは 恥ずかしながらよく知らないのですが アメリカの場合 特に内科の先生が 手術って言った場合 セカンドオピニオン・サードオピニオンは 取っておいた方が無難ってこと よくあるんですね(汗) 保険でも認めてるから できることではあるんですが。。

    ともかく
    幸運を祈るばかりです。
    2007年07月10日 12:50
  • うつぼさんはえらい!
    セカンドオピニオンのことはよく聞きますが、実際に実行するのはたやすくなかったです。行く前、いろいろと悩みました。でも行ってよかったと思いました。
    ・・・胆石のために胆嚢をとっちゃうんですか。ホント、不安ですね。病院、変えたほうが・・・って思いますよ。
    2007年07月10日 13:52
  • うつぼ

    LICCAさん、こんばんは!
    >・・・そこですぐに、セカンドオピニオンって
    そんなにすぐじゃないんですよ。色々迷ったのですがその病院にはもう行きたくなくなってしまい、、、で今日の記事に続きます。飲み屋に行くあたりが私らしいでしょ?(笑)
    胆汁自体は肝臓から出るので胆嚢がなくなってもとりあえず消化は出来るので平気です。って直後はあまり平気でもなかったんですが。それは追々記事にしますね。(といって引っ張る)
    2007年07月10日 21:03
  • うつぼ

    kikuzouさん、こんばんは。
    胆石って本人はそれなりに痛かったりして悩んでいるのに、お医者さんから軽い病気なのかなあ、と思いましたよ。
    で、今日の記事に書きましたが、その後に良いお医者さんに出会えたので結果的にはオーライですが。。
    >ドクトルパンダさん執刀なら安心なのに~(きっと)
    名古屋まで行くのはちょっと。(笑)
    2007年07月10日 21:05
  • うつぼ

    浦島太郎さん、こんばんは。
    石といっても薬で溶かせるものもありますが、胆石はなかなか難しいようですね。自覚症状が出てしまうと手術したほうがよいケースが多いようです。
    お医者さんも近所だから、、、と妥協してはいけないなー、と今回の件で思いましたよ。
    2007年07月10日 21:06
  • うつぼ

    恭さん、こんばんは♪
    トラックバック、なぜでしょうね。私も入れたつもりですが入っていないようで。。。ブログ同士の相性なんでしょうか。。(笑)
    私の石は非常に小さかったのですが如何せん大量で流せないようで、手術ということにしました。
    日本でセカンドオピニオンというのは最近普通になってきた気がしますが、アメリカに比べると最初の医者がレントゲンや検査データを出してくれなかったりと、なかなか難しい部分もあるようですね。私の場合は知人の紹介で良いお医者さんと出会えて運が良かったのかもしれません。
    2007年07月10日 21:10
  • うつぼ

    cocoa051さん、こんばんは!!
    >うつぼさんはえらい!
    有難うございます!!!
    なーんて褒められるような感じじゃないんですが(本日の記事読んでいただくと分かりますが)、お医者さんともご縁のようなものがあるような気がしました。
    まだまだ記事は続きますので気長に読んでくださいませ。
    2007年07月10日 21:11

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