実は、このミュージカル版を今年観たのですが、予習していなかったので、
その後復習で借りた作品です。
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ブロードウェイと銃弾 ―デジタル・レストア・バージョン― [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 角川書店
- メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。
20年代のブロードウェイの芝居をめぐって、
それに絡んだ様々な人間模様を描いた舞台劇。
主人公のデビットは若い劇作家。
新作の上演が決まったまではよかったが、
彼には次々と思いがけない問題が降りかかる。
ギャングの顔役に演技力ゼロのショーガールを押しつけられ、
主演女優をめぐる三角関係の愛に悩み、脚本のリライト騒動がおき、
やがて殺人事件にも巻き込まれていく……。
ウディ・アレンらしい作品というか、ウディ・アレンだなあと思う作品です。
登場人物が面白く絡んでいくあたりが特にらしいと思いました。(^_^)
多分、主人公のデヴィッド(ジョン・キューザック)を
ウディ・アレン本人が演じたかったのかな、
なんて思いながら観ることができました。
(まあ、本人がもっと若かったら演じていたでしょうね(笑))
ミュージカル舞台版はかなり忠実に映画版を舞台に持っていった感じ、
映画版もすんなり見ることができました。
舞台のスポンサーがマフィアになってしまったが為に、
ボスの愛人で頭のねじが外れたみたいなオネエチャンが
舞台に出ることになって一騒動、、それだけでなく、
愛人の用心棒でついてくる男チチが脚本にいちゃもんつけて
修正していくうちに作品はよくなるもののまるで別になっていき、
もともとの脚本を書いたデヴィッド困惑。。。
色んなエピソードが次々と起きて、それがうまく絡んで面白く
なっていきながらちょっと皮肉も混じったようなコメディが
面白く展開していきます。
見ていて、まるで舞台の作品を観ているような気になったのも
実際舞台版を観ているのですが、舞台劇というか、
ドロドロもどこかコメディになっていて
楽しく観ることができました。
あと、トレーシー・ウルマンが出ていたのが個人的にはすっかりツボ。
80年代にこの歌、、、流行りましたもんね。(^_^)
脇役ではあるのですが、
落ち目のベテラン女優(ダイアン・ウィーストが演じていた)などを
うまく盛りたてる役として出演していましたが、
この人もとにかく面白くて面白くて。。。
作品は、デヴィッドが自分の才能の限界を感じて故郷に帰る、
というところで話は終わりますが、
自分がやりたいこととできることって時に違うのかな、
人生って色々なんだな、と思うような
終わり方にも思えました。
さんざんおかしく笑っておきながら最後はホロリって感じで
観終わるあたりも舞台のようで、荒唐無稽に思える話もさまざまな
登場人物をそろえることでうまくまとめてあって、
ちょっとシニカルな雰囲気を楽しみたい人にはオススメの
「ブロードウェイと銃弾」でありました。
(おまけ) ブロードウェイの舞台版。↓
この記事へのコメント
lovin
舞台って全く行かないので、、ちょっとそういうのも行かないとダメかな。(汗)
うつぼ
姐さんもライブにたくさん足を運ばれていらっしゃるではありませぬか!
私はライブに行かない分、映画やこういう舞台系を楽しんでおります。
舞台、、、好き嫌いは結構わかれやすいかと思いますが、
一度見ていただくのもよいかもです。(^_^)