やっとEXPO'70パビリオンの展示を見学し終えて入口まで来ました。
当時、バシェの音響(楽器)彫刻の作品が17点、万博期間中にEXPO'70パビリオンの
前身である鉄鋼館に展示されていたそうですが、その楽器を制作したのが、
上の写真の方(フラソワ・バシェ)。会期中には来場者が自ら楽器を演奏することが
出来たそうですが、実際演奏してみるとこんな感じ。↓
意外とごっつい音に聞こえますが演奏するのが楽しそうです。
鉄鋼館のテーマ「鉄の歌」を表現するために彫刻家であるフランソワ・バシェと、
兄で音響技師であるベルナール・バシェが制作した音響彫刻楽器は、
叩いたりこすったりすると振動が倍増して不思議な音が出る彫刻として、
老若男女だれでも演奏できるものを日本に4か月滞在して制作した際、
それぞれの楽器の制作助手の名前をつけたので、今みられるこの楽器は、
池田さんが制作助手だったことから「池田フォーン」と呼ばれているそうです。
会期後、楽器が解体・保管されていたものを、大阪万博40周年(2010年)に
池田フォーンを、2014年に高木フォーンと川上フォーンを修復・復元したとか。
私が訪れたときは池田フォーンのみ展示されていましたが、
高木さんと川上さんはどこにいるのでしょう。(定期的に入れ替え?)
ちっちゃい。。(当たり前)
時節柄マスクされていましたが(笑)こうやって展示だけみていても
心躍りますね。今回伊丹空港に行く前に立ち寄ってよかったです。(^-^)
会期中は国連館に展示されていたそうですが、
1954年、中川千代治氏(元愛媛県宇和島市長で財団法人日本国際連合協会理事)が、
世界平和への願いを込めて、日本を含む世界60数カ国の人々から集めたコインなどから
「世界絶対平和萬歳」と刻印した鐘を鋳造し、国連本部に寄贈されたたものが、
会期中、NYの国連から万博会場に運ばれて展示された後、会期後は再び国連に
かえっていったので、私がみたのはその後つくられた姉妹鐘(レプリカ)。
レプリカも世界133国のコインで作られたというので凄いですね。
こうやって和歌山から大阪までやってこられたことに感謝しながら、平和を願って
鐘に向かって手を合わせました。
近くにカフェがあったので軽く呑むことにしました。
ジョンソンビルのソーセージ、初めて食べましたがパリッとして美味。
この後も空港で呑むつもりなのでこのくらいでやめときます。(笑)
どの角度から見てもエネルギーを感じます。
(見ながらぼんやり太郎(岡本)の姿も見えてきます)
もうちょっと時間があるので、日本庭園の方へ向かっていくと、
博物館の看板に続いて、
バラ園などに行くと大体オフシーズンで咲いていない状態のところか、
シーズン終わりかけみたいな寂しい状態のことが多いのですが、
今回は綺麗に咲いていましたので、こちらはのちほどゆっくり見学することに。
と、歩きながら博物館か民藝館か、どちらに行こうか迷いながら、
民藝館に行くことにしました。
(つづく)
この記事へのコメント
lovin
コロナ開けたら、、会いにいきたい!!
うつぼ
姐さんもまた訪れたい記事になってよかったです。
太郎に会いにいってください!