若いカップルの貸切状態を破壊する五十路おばさん、という絵面は回避できましたが、
出航直前にやってきたパリピ(⇐死語?)の雰囲気を感じるアラサーカップルが
一緒でどんな舟下りになるのだろう、期待よりも不安が渦巻きました。
出航直前にやってきたパリピ(⇐死語?)の雰囲気を感じるアラサーカップルが
一緒でどんな舟下りになるのだろう、期待よりも不安が渦巻きました。
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アラサーカップルの彼女がレジ閉め終了後の売店でお土産を購入している様子を見ながら
乗船客5人かあ、とぼんやり船での様子を想像していると15時ちょっと前にコールされ、
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とりあえずカップル2組の後ろにくっついて向かったのですが、
船を見ると、前方から救命胴衣が2-2-1の配置で置いてあったので、
私は最後列だというのが遠目にもすぐ分かりました。(笑)
そりゃ、一人客のおばちゃんよりカップルを前に配置しますよねぇ。
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中途半端に真ん中の列になるよりは最後列で気分は楽ですが、
(最前列に若いカップル、2列目にアラサーカップル、3列目に私)
今回の船頭さんは4人。年齢順(推測)に並べるとYさん、Kさん、Iさん、Uさん。
最年長のYさんが喋るポジションにいたのですが、とても真面目そうな方で
これまで乗った時とちょっと雰囲気が違うというかお客さんを笑わせようとするものの
どこかマイルドな口調だったせいか、最前列の若いカップルは殆ど反応せず。(^-^;
どこから来たんですか?という定番の質問があったので、若いカップル(奈良)、
アラサーカップル(東京)、私(千葉)と答えたものの、アラサーカップルが一番ノリが
よさそうだ、と思った船頭さんたち、その後は、彼らを中心に話しかけていました。
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毎回船頭さんが説明してくれますが今回は一番反応が薄かったです。(^-^;
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以前高知でも見た沈下橋って結構あちこちにあるみたいですが、
今回橋の上に高そうなカメラを構えてこちらを観ている人たちが5人くらいが
橋を通過する船を激写してくれました。
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亀岡で一番高い建物(20階建てのマンション)も説明してくれますが、
こういう広い土地に20階建てのマンションを建てる理由ってなんだろう、、と
毎回見る度に思います。
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電車を観て乗客の方々に手を振るだけでテンションが上がる私ですが、
今日は見ることができません。(;_:)
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若カップルがとにかくおとなしくて船頭さんの話しかけにも反応が薄め、
少人数で曇天、アラサーカップルが水しぶきが飛ぶとキャー!と反応する、そんな船。
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舟下りをしている途中で台風の爪痕(倒木など)を観ることがありますが、
船頭さんが4年前の台風で関空が陸の孤島になったことを説明して、
ニュースで映った光景を私は今でも思い出すのですが、船頭さんに台風があったことを
知っているか聞かれたアラサーカップル彼女が「えー、知らない」とい反応すると、
船頭さんも知らないと言われたらそれ以上話をすることができず、台風で大変だった、
という話題はその後封印されていました。
確かに自分の住んでいるエリア以外のニュースについて意外と知らないことが多いのかも
しれないですね。
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水深かなり深いポイントらしいのですが、高いところから飛び込む、
そういうアクティビティも人気があるそうで、若いときだったらやってみたいかも、
と思いながら彼らに手を振りました。
増水で運航中止だった前日から水位も低くなったせいか、
高低差があるポイントでもカリブの海賊の最初くらいのザブーンだったので、
殆どぬれることがないまま船は嵐山に向かっていきます。
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行程の三分の一を過ぎたところで船頭さんたちがポジションチェンジ、
後方にいたUさんがYさんと交代しMCに変わると雰囲気が明るくなってきて
土日は朝8時の臨時便も出ていること、今回の舟下りはこの日2回目であること、
紅葉の時期は3回漕ぐこともあるけれどその時は疲労困憊で白目むいてこんなに
たくさん話す余裕がないですよ、と、おとなしい若カップルさえも笑うように
楽しく話していました。
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恐竜(右)が見えるのは毎回説明で効いていましたが、今回トトロ(左)も説明していて
確かにトトロに見える、と今回初めて見てびっくり。
残り三分の一の行程を残すところで再びMCポジションにYさんが戻ってきて、
左手に見える小倉山は百人一首にも歌われて、、という説明にカップルたち無反応、
こういう船って混んでいてもギュウギュウで嫌だけれど、少なければ少ない分、
誰と一緒に乗り合わせるか、大事だなあとしみじみ思いました。
(カップルの方々もなんでおばちゃんが1人で乗ってるの?って思っていたかもしれない)
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Yさんが頻繁にここに川の水を汲んでかけていたのですが(以前観た記憶なし)、
摩擦防止のためらしく、水をかける度についつい見てしまいました。
と、嵐山に到着するちょっと前、前々回もやってきた船(モーター付き)がきました。
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と、アラサーカップルが「うわー、すごーい!」とテンションが上がっている様子、
いか焼きとおでん、甘酒を購入し、「やばい!まじうまーい」と喜んでいました。
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お湯につけているとラベルが剥がれちゃうんでしょうね。
嵐山に着く頃、星野リゾートが見えて、送迎の船にのって宿に行く外国人が
手を振ってきたので私も手を振り返しましたが、1泊10万円は最低でもする宿らしく、
外国人には円安だと10万円くらいどってことないんだろうなとちょっとジェラシー。(笑)
また、下船が近くなってくるころ手漕ぎボートもたくさんみかけるのですが、
近くにいたボートに船頭さんたちが「がんばれー!」と声をかけると、
「しんどい!しんどい!」と叫ぶカップルの彼氏さん。
最後の最後、一番笑ったポイントとなりました。
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船を下りて渡月橋の横を通って、この後はバスで四条まで戻りますが、
船頭さんが変わっても楽しさは変わらないと思っていた保津川下り、
乗り合わせた人たちとのご縁とか、船頭さんの語り口によっては
微妙な気持ちになることもあるのだなというのが今回の感想でした。
とはいえ、また乗ってみたいのですが。(^-^)
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バスがきたら乗車して一路四条まで移動してホテルに戻って一休みしたら夜の部。
今回の旅で最大の珍事が起きました。
(つづく)
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