本日はちゃんと展示コーナーのご紹介記事です。
(もう蝋人形の館とか東京コミックショウとか言いませんからご安心を(笑))
最初に蛇についての生物学的な説明コーナーがありました。
ヒョロなが~い体
ヘビはトカゲの一部が進化したとされ進化の途中で手や足をもたなくなり、
長い体になったと考えられています、という説明を読んでびっくり。
手や足があった方が便利なような気がしますが、生活環境によってはなくても
不便でない、のかもしれません。(と書いていてもまだ理解できていない)
小さな骨が大活躍
以前の勤め先で中国出張した時、後輩がヘビの唐揚げを食べていた、
というか食べさせられていて「小骨が多い」と言っていたのを思い出しました。
背骨の内側にある小さな骨(下突起(かとつき))で、卵をのみこんだ時、
殻を割り、中身だけ消化しからは口から吐き出すという説明に、卵を丸飲みするヘビ、
卵が体の中を進んでいってバリっと殻を割って、なんて光景を想像しました。
ヘビ、器用なことをしますね。私には出来ないし。(そもそもそんな小骨ないし)
細長くおさまっている内臓
ヘビが口を大きく開いて卵や生き物を丸のみできるのは口から気管と食道が
分かれているので息がつまることなくのみこめる、とか、
ヘビの小腸や大腸は他の動物と比べると短いため消化されないものは直腸を通って
総排出口から出るとか、膀胱がないので糞と尿がまざるとか、
殆どのヘビは左の肺が退化して右の肺が大きく発達しているとか、
ヘビ知識のない自分が大量のヘビ情報を読んでも頭に入りきらない感じ。(^^;


ヘビの抜け殻にヘビの卵の殻の展示のところに書いてあった説明では、
シロヘビは成蛇になるまで3年かかり、成蛇になったメスは通常10個前後の卵を生む、
らしいです。
卵を生んだ後どうするのかと思ってネット検索したみたら孵化するまでの約50日間、
(この記事のコーンスネークの場合、シロヘビは40~60日らしいです)
卵を守るために餌を食べない場合もあるという説明に、母は強し、と思いました。


シロヘビは偶然生まれた体が白いアオダイショウで世界の中で岩国岳に集中して
生息している貴重な生き物で国の天然記念物に指定されていますが、
なぜ岩国に集中しているのかはまだ解明されていないんですね。
住みやすい環境であること、いつの時代も人々が大切にしたことが理由では
ないかという説明でしたが幸運をもたらすシロヘビ、という文化が根付いて
いたのかななんて思いました。
シロヘビは誕生後、週に1度ネズミを食べて(排泄はその数日後)成長し、
生まれて2週間目くらいから脱皮、成長に合わせて年に数回脱皮を繰り返し、
冬は土の中や石垣の隙間で冬眠、120㌢くらいまで成長したら5~6月にかけて交尾、
7月中頃から8月初めにかけて産卵し(40~60日で孵化)、子孫を残しながら、
15年~17年の寿命を全うする。(29年生きたシロヘビもいるんですって)
こうやって説明を読むとヘビのことを本当に殆ど知らなかったんだなあ、と
改めて感じましたがシロヘビのお陰でこうやって学ぶ機会をいただいたことに
感謝しないとですね。(^-^)
ウロコの役割
シロヘビの体の表面は硬いウロコと薄い皮膚から成っていて、
ウロコは伸び縮みする薄い皮膚でつながっているため、硬いウロコを持ちながら
しなやかに動くことができるそうで、移動しやすい、体が傷つきにくい、
体の中の水分を保つ、という役割を持っているという説明に、ヘビが音をたてずに
すすすーっと移動できるのもウロコのお陰なのかとここでも学びとなりました。
シロヘビの感覚
(するどいか鈍いか聞かれたら私自身は鈍いと答えます。(笑))
ヘビの耳は対価していて音は殆ど聞こえないため地面を伝わってくる振動音を
アゴの骨を通して柱耳骨という小さい骨に伝えて感じとる、とか、
シロヘビはネズミを好んで食べるものの味蕾がないため美味しさは感じない、とか、
においを感じるために空気中のにおいを二枚に分かれた舌の表面に集めて
口中のヤコブソン器官という2つのくぼみにさしこんでにおいを感じ取る、とか、
暗い場所で進化したヘビの目は明るさを感じる程度、目は透明なうろこで覆われて
瞼はなく、目を開けたまま眠る、とか、説明にいちいち目から鱗状態の私でした。
ヘビが舌をぺろぺろっと出しているのはにおいを感じるためだったのか、、
自分と違う生き物の生態を知るのは面白いですね。
と、ヘビ(やシロヘビ)について色々学んだあとは、ホンモノのシロヘビの
展示エリアに進みます。
(つづく)
(もう蝋人形の館とか東京コミックショウとか言いませんからご安心を(笑))
最初に蛇についての生物学的な説明コーナーがありました。
ヘビはトカゲの一部が進化したとされ進化の途中で手や足をもたなくなり、
長い体になったと考えられています、という説明を読んでびっくり。
手や足があった方が便利なような気がしますが、生活環境によってはなくても
不便でない、のかもしれません。(と書いていてもまだ理解できていない)
以前の勤め先で中国出張した時、後輩がヘビの唐揚げを食べていた、
というか食べさせられていて「小骨が多い」と言っていたのを思い出しました。
背骨の内側にある小さな骨(下突起(かとつき))で、卵をのみこんだ時、
殻を割り、中身だけ消化しからは口から吐き出すという説明に、卵を丸飲みするヘビ、
卵が体の中を進んでいってバリっと殻を割って、なんて光景を想像しました。
ヘビ、器用なことをしますね。私には出来ないし。(そもそもそんな小骨ないし)
ヘビが口を大きく開いて卵や生き物を丸のみできるのは口から気管と食道が
分かれているので息がつまることなくのみこめる、とか、
ヘビの小腸や大腸は他の動物と比べると短いため消化されないものは直腸を通って
総排出口から出るとか、膀胱がないので糞と尿がまざるとか、
殆どのヘビは左の肺が退化して右の肺が大きく発達しているとか、
ヘビ知識のない自分が大量のヘビ情報を読んでも頭に入りきらない感じ。(^^;
ヘビの抜け殻にヘビの卵の殻の展示のところに書いてあった説明では、
シロヘビは成蛇になるまで3年かかり、成蛇になったメスは通常10個前後の卵を生む、
らしいです。
卵を生んだ後どうするのかと思ってネット検索したみたら孵化するまでの約50日間、
(この記事のコーンスネークの場合、シロヘビは40~60日らしいです)
卵を守るために餌を食べない場合もあるという説明に、母は強し、と思いました。
シロヘビは偶然生まれた体が白いアオダイショウで世界の中で岩国岳に集中して
生息している貴重な生き物で国の天然記念物に指定されていますが、
なぜ岩国に集中しているのかはまだ解明されていないんですね。
住みやすい環境であること、いつの時代も人々が大切にしたことが理由では
ないかという説明でしたが幸運をもたらすシロヘビ、という文化が根付いて
いたのかななんて思いました。
シロヘビは誕生後、週に1度ネズミを食べて(排泄はその数日後)成長し、
生まれて2週間目くらいから脱皮、成長に合わせて年に数回脱皮を繰り返し、
冬は土の中や石垣の隙間で冬眠、120㌢くらいまで成長したら5~6月にかけて交尾、
7月中頃から8月初めにかけて産卵し(40~60日で孵化)、子孫を残しながら、
15年~17年の寿命を全うする。(29年生きたシロヘビもいるんですって)
こうやって説明を読むとヘビのことを本当に殆ど知らなかったんだなあ、と
改めて感じましたがシロヘビのお陰でこうやって学ぶ機会をいただいたことに
感謝しないとですね。(^-^)
シロヘビの体の表面は硬いウロコと薄い皮膚から成っていて、
ウロコは伸び縮みする薄い皮膚でつながっているため、硬いウロコを持ちながら
しなやかに動くことができるそうで、移動しやすい、体が傷つきにくい、
体の中の水分を保つ、という役割を持っているという説明に、ヘビが音をたてずに
すすすーっと移動できるのもウロコのお陰なのかとここでも学びとなりました。
(するどいか鈍いか聞かれたら私自身は鈍いと答えます。(笑))
ヘビの耳は対価していて音は殆ど聞こえないため地面を伝わってくる振動音を
アゴの骨を通して柱耳骨という小さい骨に伝えて感じとる、とか、
シロヘビはネズミを好んで食べるものの味蕾がないため美味しさは感じない、とか、
においを感じるために空気中のにおいを二枚に分かれた舌の表面に集めて
口中のヤコブソン器官という2つのくぼみにさしこんでにおいを感じ取る、とか、
暗い場所で進化したヘビの目は明るさを感じる程度、目は透明なうろこで覆われて
瞼はなく、目を開けたまま眠る、とか、説明にいちいち目から鱗状態の私でした。
ヘビが舌をぺろぺろっと出しているのはにおいを感じるためだったのか、、
自分と違う生き物の生態を知るのは面白いですね。
と、ヘビ(やシロヘビ)について色々学んだあとは、ホンモノのシロヘビの
展示エリアに進みます。
(つづく)
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
夏炉冬扇
うつぼ
長虫、たしかに。
でも動きはかなりゆったりしているのは虫と違うかも。。(^^;
うつぼ
突然変異なのかと私も思っていましたが遺伝子によって生まれるかどうか
という説明に納得しました。(^-^)
lovin
なるほど、、勉強になります!!
うつぼ
私もトカゲの方が進化しているのかと思ったのですが進化で手足が
なくなるんですねえ。
ヘビ、しかもシロヘビに特化した博物館なので面白かったです。