三内丸山遺跡から青森県立美術館までは歩いて7分くらい。
歩道も雪がないのでてくてく歩いて、


展示会の企画力のある美術館として以前どこかの媒体で紹介されたのですが、
地方の美術館の中ではユニークなイメージのある美術館です。
(ホームページ)https://www.aomori-museum.jp/
外壁は木々が森になっているようなイメージ


今回訪問した目的は奈良美智さんの作品展。
昨年、弘前れんが倉庫美術館でも鑑賞しましたが、青森県弘前市出身の奈良美智さん、
世界的にも有名な方ですが青森に来ると美術館の力の入れ方というか熱量を感じます。
その他、現地で看板を見て!と思った淡谷のり子さんの展示、これも拝見しました。



毎回来ると圧倒されるのが入口すぐのアレコホールにあるシャガール作品。
バレエ「アレコ」の舞台背景画で、上左から、
1幕「月光のアレコとゼンフィラ」
2幕「カーニヴァル」
3幕「ある夏の午後の麦畑」
4幕「サンクトペテルブルグの幻想」 という舞台背景画というだけあって
非常に大きな作品です。
青森県立美術館では1,2,4幕の絵を購入、所蔵されていますが、
3幕の絵はフィラデルフィア美術館からの貸与作品、いつかは返還しないといけない、
のですが、今年貸与の3年延長が決まったそうで2027年11月まではここで4作品が
揃った形で鑑賞することができるそうです。
と、まずシャガールの作品を観た後が奈良美智さんの展示。
奈良美智と棟方志功のあいだ
年代は50年くらい異なりますが、同じ青森出身の芸術家の作品をあえて並べて展示し、
共通のモチーフによる接近が際立たせる素材や表現の違い、その背後にある時代の
移り変わりまでも映し出そうという試みだそうです。
既存の価値観に縛られることのない自由闊達な二人の表現世界の中には
彼らの突出した個性を育んだ共通の土壌もうっすら浮かび上がるのでは
ないかという説明に、確かに画風は違えど自由闊達ってそうかも、
と思いながら展示エリアに進みます。
なんだかワクワクしてきました


並んでいると感覚変わりますね
棟方志功ならそれだけ並んでいて観る、みたいな感じですが、
奈良美智さんの作品と並んでいると、似ているような、いや違うかも、
いややっぱりどこか似ているかも、そんな気分で観られます。
遠くに見える白い物体


奈良美智さんの作品、大好きというほどでもないのですが、オンリーワン的な
独特の世界観はついつい観てしまいますね。

にゃぁ 
にゃぁ
ここまで進むと、館外に設置されている「あおもり犬」が見られます。
雪少なめ
ちなみに2018年の同じ時期に訪れた時は以下のような感じでした。
寒そう。。
比較すると今回は本当に雪が少なかったことが分かります。。

こういう焼き物の作品もあることに驚きながら上階にい移動すると、
中を覗く人たち


ファンタジーというよりはちょっとシュールな雰囲気の作品を観て、
今度は外に向かって、奈良美智さんの「森の子」を観に行くと、


(全体像を写せず分割して撮影しております)
ここも雪が大変少なくて、2018年の頃と比べても同じ時期とは思えない感じ。
(2018年の冬は雪深かった)


奈良美智さんの作品を青森で観る機会が増えたのですが、こうやって棟方志功さんの
作品と並べる展示という面白い試みを楽しんだ後は、淡谷のり子さんの展示を
観に行きます。(^-^)
(つづく)
歩道も雪がないのでてくてく歩いて、
展示会の企画力のある美術館として以前どこかの媒体で紹介されたのですが、
地方の美術館の中ではユニークなイメージのある美術館です。
(ホームページ)https://www.aomori-museum.jp/
今回訪問した目的は奈良美智さんの作品展。
昨年、弘前れんが倉庫美術館でも鑑賞しましたが、青森県弘前市出身の奈良美智さん、
世界的にも有名な方ですが青森に来ると美術館の力の入れ方というか熱量を感じます。
その他、現地で看板を見て!と思った淡谷のり子さんの展示、これも拝見しました。
毎回来ると圧倒されるのが入口すぐのアレコホールにあるシャガール作品。
バレエ「アレコ」の舞台背景画で、上左から、
1幕「月光のアレコとゼンフィラ」
2幕「カーニヴァル」
3幕「ある夏の午後の麦畑」
4幕「サンクトペテルブルグの幻想」 という舞台背景画というだけあって
非常に大きな作品です。
青森県立美術館では1,2,4幕の絵を購入、所蔵されていますが、
3幕の絵はフィラデルフィア美術館からの貸与作品、いつかは返還しないといけない、
のですが、今年貸与の3年延長が決まったそうで2027年11月まではここで4作品が
揃った形で鑑賞することができるそうです。
と、まずシャガールの作品を観た後が奈良美智さんの展示。
年代は50年くらい異なりますが、同じ青森出身の芸術家の作品をあえて並べて展示し、
共通のモチーフによる接近が際立たせる素材や表現の違い、その背後にある時代の
移り変わりまでも映し出そうという試みだそうです。
既存の価値観に縛られることのない自由闊達な二人の表現世界の中には
彼らの突出した個性を育んだ共通の土壌もうっすら浮かび上がるのでは
ないかという説明に、確かに画風は違えど自由闊達ってそうかも、
と思いながら展示エリアに進みます。
棟方志功ならそれだけ並んでいて観る、みたいな感じですが、
奈良美智さんの作品と並んでいると、似ているような、いや違うかも、
いややっぱりどこか似ているかも、そんな気分で観られます。
奈良美智さんの作品、大好きというほどでもないのですが、オンリーワン的な
独特の世界観はついつい観てしまいますね。
ここまで進むと、館外に設置されている「あおもり犬」が見られます。
ちなみに2018年の同じ時期に訪れた時は以下のような感じでした。
比較すると今回は本当に雪が少なかったことが分かります。。
こういう焼き物の作品もあることに驚きながら上階にい移動すると、
ファンタジーというよりはちょっとシュールな雰囲気の作品を観て、
今度は外に向かって、奈良美智さんの「森の子」を観に行くと、
(全体像を写せず分割して撮影しております)
ここも雪が大変少なくて、2018年の頃と比べても同じ時期とは思えない感じ。
(2018年の冬は雪深かった)
奈良美智さんの作品を青森で観る機会が増えたのですが、こうやって棟方志功さんの
作品と並べる展示という面白い試みを楽しんだ後は、淡谷のり子さんの展示を
観に行きます。(^-^)
(つづく)
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
「あおもり犬」にはいつか会いに行きたいです。
夏炉冬扇
寂しそうですね。ただいま考え事中。
棟方志功はたくさん持っています。ただし安川のカレンダー。
うつぼ
雪が多いのが当たり前だと思って言って少ないと拍子抜けしますね。
雪道だと足の裏に力を入れて歩き続けるので一日が終わったころ
メチャクチャ疲れているのですが今回はそういうこともなく普通に
歩けました。(^-^)
うつぼ
あおもり犬、直に観るとものすごいインパクトあります。(◎_◎;)
棟方志功というと分厚いメガネをかけて一心不乱に版木を彫る姿が
思い浮かぶのですが、中年になってから作品を観て落ち着けるように
なりました。