予告編を観てから配信を待っていたドラマです。

あらすじは映画.comさんより。
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こした
ダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。
主人公のダンプ松本役をゆりやんレトリィバァ、落ちこぼれとしてスタートしながら
スターの階段を駆け上がる長与千種役を唐田えりか、同期でももっとも運動能力が高く
技術に秀でていたライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じた。
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涙腺崩壊。(´;ω;`)
結構一気見した人が多いのはTwitter(X)で観ていたのですが、
私は1話目でぐずぐずと泣いてしまい、1話を観終わった後、暫く間を置いて
コロナ禍になってから時折観ていた、ブル中野さんのYouTubeチャンネルを観て
当時のことをおさらいした後、
ぶるちゃんねる:https://www.youtube.com/@bullchannel4575
2話から5話迄一気見しました。
プロレスというと小学生の頃の記憶はテレビ(多分フジ)で観た
赤城マリ子、マッハ文朱、ミミ萩原、そしてビューティーペア。
でも、父の趣味というかで女子プロレスはそんなに見ることなく、
観ていたのは主にジャイアント馬場主催の全日本プロレスでした。
一番好きだったのはスタン・ハンセン
(堀切菖蒲園 のんきさんで出会ったハンセン人形)
それから中学生になって生中継をやっていた新日本プロレスも観るように
なったのですが、女子プロレスというと同性で大けがするような事故も多く、
どこか悲しい気持ちになってしまったのでちょこっとテレビで見る程度、
そんな感じで、クラッシュギャルズ、ダンプ松本の極悪同盟あたりは
知っているけれど自分からそんなに積極的に見ていなかった当時です。
今回のドラマはクラッシュっギャルズを主役にせず、ダンプ松本を主役に
したことで彼女たちの真面目な姿や当時の全日本女子プロレスの興行ぶり、
そんな時代背景も炙りだされるような作品に思えました。
実際、試合の場面となると、クラッシュギャルズを演じた剛力彩芽と唐田えりか、
この2人の場面がかなり多く、体重を増やしてトレーニングを行って、
99%本人たちがプロレス技含めて演じていたというのを知って観ると、
その迫力たるや俳優魂を感じたというか、お二人ともスキャンダルがあって
好きではなかったのですが今作をきっかけに好きな俳優さんになりました。
また、ゆりやんが演じていたダンプ松本、と聞いて思い出すのが、
昨年うん十年ぶりに再会した、
かっぱちゃん(昔の勤め先の後輩)
熊谷出身のかっぱちゃん、善玉のクラッシュギャルズを痛めつけていたダンプ松本の
実家が熊谷で、酷い落書きや嫌がらせを受けていたのをみた記憶が今でも残っている、
という話をしていたのを思い出します。
もともとはビューティーペアにあこがれてベビーフェイスの善玉レスラーに
なりたかったのが同期2人がクラッシュギャルズとして大人気になってしまい、
試合にもろくにでられず置いてきぼりになっていた松本香がダンプ松本という
ヒールとして徹底的に悪役を演じる(実生活も外ではそう振舞っていた)姿に
時代なのかもしれませんが、興行させていた松永兄弟のコンプラアンスも何もない
経営によって翻弄される若い女子レスラーたちの懸命な姿を対比すると、
過酷な労働と無茶な試合をさせる松永兄弟(儲けた金で自分たちは豪遊)に
苛立ちを感じるばかりでした。
上にリンク先を書いたブル中野さんのYouTubeにダンプ松本さんや長与千種さん、
当時のプロレスラーの皆さんが当時を振り返る対談動画が多く紹介されていて
それを観るとドラマがより深くみられると思いましたが、全日本女子プロレスが
倒産した背景には経営多角化(事業を分けて分社化)し過ぎたことにあったと
ドラマの5話、ダンプと長与千種の髪切りデスマッチでダンプ松本の格好で登場した
影かほるさんとの対談動画で知りました。
時代の流れもあったかもしれませんが、長与千種が別団体を発足するなどの流れも
松永兄弟の没落を加速させていったかもしれませんね。
ドラマを見ているとその再現力がすごくて驚きますが、悪徳レフェリーの阿部四郎、
元々はプロモーターだったこと、運転免許を持つダンプと一緒に営業していたこと、
その場面を観ると、阿部四郎がダンプを盛り上げるために悪徳レフェリーを演じて
いたのかもしれないと当時のアカラサマに差別的な差配も納得でした。
今作でダンプ、長与、ライオネス飛鳥、3人以外でも印象的だったのは、
同期のクレーン・ユウさん。

あらすじは映画.comさんより。
1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こした
ダンプ松本の知られざる物語を描く半自伝ドラマ。
主人公のダンプ松本役をゆりやんレトリィバァ、落ちこぼれとしてスタートしながら
スターの階段を駆け上がる長与千種役を唐田えりか、同期でももっとも運動能力が高く
技術に秀でていたライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じた。
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涙腺崩壊。(´;ω;`)
結構一気見した人が多いのはTwitter(X)で観ていたのですが、
私は1話目でぐずぐずと泣いてしまい、1話を観終わった後、暫く間を置いて
コロナ禍になってから時折観ていた、ブル中野さんのYouTubeチャンネルを観て
当時のことをおさらいした後、
ぶるちゃんねる:https://www.youtube.com/@bullchannel4575
2話から5話迄一気見しました。
プロレスというと小学生の頃の記憶はテレビ(多分フジ)で観た
赤城マリ子、マッハ文朱、ミミ萩原、そしてビューティーペア。
でも、父の趣味というかで女子プロレスはそんなに見ることなく、
観ていたのは主にジャイアント馬場主催の全日本プロレスでした。
(堀切菖蒲園 のんきさんで出会ったハンセン人形)
それから中学生になって生中継をやっていた新日本プロレスも観るように
なったのですが、女子プロレスというと同性で大けがするような事故も多く、
どこか悲しい気持ちになってしまったのでちょこっとテレビで見る程度、
そんな感じで、クラッシュギャルズ、ダンプ松本の極悪同盟あたりは
知っているけれど自分からそんなに積極的に見ていなかった当時です。
今回のドラマはクラッシュっギャルズを主役にせず、ダンプ松本を主役に
したことで彼女たちの真面目な姿や当時の全日本女子プロレスの興行ぶり、
そんな時代背景も炙りだされるような作品に思えました。
実際、試合の場面となると、クラッシュギャルズを演じた剛力彩芽と唐田えりか、
この2人の場面がかなり多く、体重を増やしてトレーニングを行って、
99%本人たちがプロレス技含めて演じていたというのを知って観ると、
その迫力たるや俳優魂を感じたというか、お二人ともスキャンダルがあって
好きではなかったのですが今作をきっかけに好きな俳優さんになりました。
また、ゆりやんが演じていたダンプ松本、と聞いて思い出すのが、
昨年うん十年ぶりに再会した、

熊谷出身のかっぱちゃん、善玉のクラッシュギャルズを痛めつけていたダンプ松本の
実家が熊谷で、酷い落書きや嫌がらせを受けていたのをみた記憶が今でも残っている、
という話をしていたのを思い出します。
もともとはビューティーペアにあこがれてベビーフェイスの善玉レスラーに
なりたかったのが同期2人がクラッシュギャルズとして大人気になってしまい、
試合にもろくにでられず置いてきぼりになっていた松本香がダンプ松本という
ヒールとして徹底的に悪役を演じる(実生活も外ではそう振舞っていた)姿に
時代なのかもしれませんが、興行させていた松永兄弟のコンプラアンスも何もない
経営によって翻弄される若い女子レスラーたちの懸命な姿を対比すると、
過酷な労働と無茶な試合をさせる松永兄弟(儲けた金で自分たちは豪遊)に
苛立ちを感じるばかりでした。
上にリンク先を書いたブル中野さんのYouTubeにダンプ松本さんや長与千種さん、
当時のプロレスラーの皆さんが当時を振り返る対談動画が多く紹介されていて
それを観るとドラマがより深くみられると思いましたが、全日本女子プロレスが
倒産した背景には経営多角化(事業を分けて分社化)し過ぎたことにあったと
ドラマの5話、ダンプと長与千種の髪切りデスマッチでダンプ松本の格好で登場した
影かほるさんとの対談動画で知りました。
時代の流れもあったかもしれませんが、長与千種が別団体を発足するなどの流れも
松永兄弟の没落を加速させていったかもしれませんね。
ドラマを見ているとその再現力がすごくて驚きますが、悪徳レフェリーの阿部四郎、
元々はプロモーターだったこと、運転免許を持つダンプと一緒に営業していたこと、
その場面を観ると、阿部四郎がダンプを盛り上げるために悪徳レフェリーを演じて
いたのかもしれないと当時のアカラサマに差別的な差配も納得でした。
今作でダンプ、長与、ライオネス飛鳥、3人以外でも印象的だったのは、
同期のクレーン・ユウさん。
ドラマと違ったのは、植田コミッショナーの突然の発言で引退させられた上に、
松永兄弟にレフェリーをやらされたことなどを笑いながら語っていますが、
人と揉めるのが好きではない方だというのはこの優しい話ぶりからもうかがえます。
同期5人の中で彼女の存在があったからこそダンプ松本も輝いたように思えたのですが、
現在は、還暦越えの2人が今も現役でプロレスラーとして活躍しているというのを知り、
今だったら楽しく観られそうなので行ってみたいなという気持ちでおります。
ダンプ松本のお母さん役が仙道敦子で驚いた1話から、再現力の素晴らしさ、と
それを演じて作り上げた俳優の皆さんやスタッフの方々の熱い思いが詰まった作品として
当時を思い出しながら楽しめた「極悪女王」でありました。
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
夏炉冬扇
うつぼ
以前ダイエットしてだいぶスリムになったところで今回の配役、
43㌔増量して撮影後半では18㌔痩せたと撮影秘話のインタビューで
語っているのを観ましたが、今後は渡米して活動されるそうなので、
今作をばねに活躍してほしいものですね。(^-^)
うつぼ
力道山、母は街頭テレビで観ていたというのを聞いたことがありますが
私は現役時代はよく知らず以前書籍や映画でその半生を知りました。
最近のプロレスは技の名前が長くて覚えられず(笑)殆ど見ていませんが
久しぶりに観てみようかなという気持ちになりました。(^-^)