今回のチームSの旅のメインイベント、鵜飼の船乗り場に到着しました。
6年くらい前に洪水でここまで水嵩が上がったんですね。
川は普段穏やかに流れているのに台風や豪雨となると様子が一変、
昔テレビで見たドラマ「岸辺のアルバム」は本当に衝撃的だったのですが、
自然災害にはどうしても遭うとはいえ、あまり大きな被害が出ないように、と
こういう表示を観ると改めて思います。
鵜飼自体は平安時代の頃から貴族の楽しみとして行われていたそうですが、
その後は魚をとる漁の方法として続いていき、明治以降、漁の方法が
変わっていく中で、戦後は観光事業の一つとして復活してこうやって
夏の時期に行われている、ということを記事を書きながら知りました。
日本三大鵜飼といわれるのは、岐阜県長良川、大分県三隅川、愛媛県肱川で、
ここ大洲の肱川は「合わせうかい」発祥の地だそうです。
鵜匠船と屋形船(客船)を併走させて川下りをしながら行う鵜飼漁は、
夏の風物詩となっているという説明をNIPPONIAホテルのサイトで見たのですが、
京都の嵐山も三大鵜飼の一つだと思ったら違っていたことを知りちょっとびっくり。
結構賑やかにたくさんの鵜が動いていたのですが、鵜匠の方がきて
この日の鵜飼に頑張ってもらう鵜を選ぼうとしたら物凄い勢いで
みんな鵜匠さんから逃げていました。重労働なんでしょうかね。
と船に乗る前から色々観てテンションが上がってきたところで、
船を予約してくれたK姉さんと、snorita姐、けーすけ兄の知り合いのMさん、
とお孫さんたちが到着したのでご挨拶してから、
出身は全然違うところだそうですが、会社員や海外生活を経て、
大洲にたどり着き、町おこしを盛り上げる活動の中で船頭として観光客に
大洲の魅力を伝えていらっしゃるとのことでした。
10年前の大洲と町の雰囲気が活き活きして見えるのもこういう若い方々の
熱い気持ちやご努力によるものなのだなあと思いました。
乗船してほどなくしたら日が暮れる前ですが出発です。
大洲の色々な料理やさんで船の予約が出来るみたいですね。
魚の名前はよくわかりませんでした。
あとは、海老が沢山入っていて彩はかなり賑やか。
太巻き寿司も美味しいのですがとにかくボリューム満点。
こんな小さい魚を串にさす器用さに驚きながら美味しくいただきました。
ちなみに、船酔いするかもと思って船ではビールをちびちび呑んでいました。
(その前に散々呑んでいるのにね(笑))
穏やかな肱川を下りながら食べて呑んでわいわい話して、
船頭さんの楽しい語り口を聞いたりしてるうちに、
いよいよお待ちかねの鵜飼タイムです!
(つづく)
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
鵜は年を取ると船頭さんに渡さず飲み込んでしまうようになると聞いたことがあります。そりゃそうだと思いました。
お弁当が豪華ですね(*^^*)
夏炉冬扇
チビチビですか?さて、展開は。
うつぼ
年を取ると人間と同じようにちょっとずるくなってしまうのかも
しれませんね。(^-^;
お弁当、残念ながら食べきることができませんでした。悔やまれます。
うつぼ
鵜にとっては過酷な労働なのかもしれませんね。
その中でも、はっちゃんが健闘されていて思わず応援してしまいました。(笑)
lovin
顔出しでは乗られるほど好かれているみたいなのに。(笑)
お弁当の太巻き美味しそうだな~~。
関西人だからか、お寿司といえば、こういうので育った感じで、
母もよく作ってくれて、大好きなのです。最近食べてない。。
うつぼ
実際の鵜は抵抗強めでした。(^-^;
太巻きは小さい頃ほとんど食べたことがなかったのですが
(もっぱらカッパ巻かかんぴょう巻)
こういうお弁当に入っていると豪華に見えますね。美味でございました。