朝ごはんで満腹太郎になった後は、近くにある臥龍山荘を見学します。
細い道を歩いて向かっていると、
この映画で主人公のすずめがある理由で全国各地を巡るのですが、
その時にすずめを見守るのがこの椅子。
元々は人間が椅子に変身させられちゃうんですが、
聖地巡礼されている方の記事を観ると以前訪れた南予の八幡浜もあるんですね。
(私も巡ってみたくなりました)http://tsurebashi.blog123.fc2.com/blog-entry-522.html
その時にすずめを見守るのがこの椅子。
元々は人間が椅子に変身させられちゃうんですが、
聖地巡礼されている方の記事を観ると以前訪れた南予の八幡浜もあるんですね。
(私も巡ってみたくなりました)http://tsurebashi.blog123.fc2.com/blog-entry-522.html
この日も30度越えの暑い日で既に汗だく。
臥龍山荘には、2014年に初めて来たのですが(ブログが教えてくれた)
当時は貸し切り状態だったのが、今回はスタッフの人数も来場者の数も多いのが
印象的でした。
(スタッフのおばちゃんが丁寧に案内してくださいました)https://utsubohan.blog.ss-blog.jp/2014-05-26-18
当時の記事をそのまま転記しますが、
大洲藩第三代藩主の加藤泰恒が、目の前に見える蓬莱山が龍の臥す姿に似ている、
と「臥龍」と名付けた」この景勝地に加藤泰恒が色々と木々を植えていたものの、
その後は自然荒廃していったそうで、明治時代に豪商の河内寅次郎が老後の余生を
過ごそうと、 この土地に建てたのが臥龍山荘。
お侍さんがつくった山荘を豪商がお金をかけてリノベ―トした山荘、ですね。
最初に見学するのは臥龍院。 部屋の上部に立派な神棚や龍の絵があったり、
雪と水に因んだ彫刻が施されていますが、部屋の中春夏秋冬が楽しめるように
なっているとはさすがお金持ちのやることだなあと思いました。(^-^;
構想に10年、建てるのに4年もかかったので実際寅次郎さんが過ごしたのは
あまり長い期間ではなかったようですね。
以前の記事でも書きましたがこの先代松の一枚板。
一枚板の廊下ですが、わざわざ溝を描くことで一枚板のように見せないというのが
「お金持ちのやることって分からない」(笑)という気持ちなります。
こういう石も遠くから運んだものらしいのですが、華美に見えないように
敢えてつくっているのがこだわりなのでしょうね。
壱是(いっし)の間。
格調高い書院造の間で、能舞台にもなったりと贅沢につくられている部屋です。
京都の大徳寺玉林院の霞床からアイデアを得て作られた部屋だそうです。
さきほどの仙台松の一枚板の他に、
こだわりらしいです。(凡人にはよくわからないです(^-^;)
華美ではないけれどお金をかけているんだろうな、というのが素直な感想ですが、
こういう質素に見える贅沢が出来るような経験は一生できそうもありません。(笑)
臥龍院を出て外から見た後は、先に進んで、
受け身のように見える書き方ですが、愛媛はこういう言い方が多いみたいです。
川の近くにある不老庵に向かって更に敷地内を奥に進みます。
(つづく)
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
ファンの方はきちんと調べて聖地巡礼なさってるのですね。すごいです。
見えないところまでお金をかけるのが粋なのでしょうか?
夏炉冬扇
ハイレベルの建物ですね。維持費が大変、俗人は思ってしまいます。
天井、贅沢です。
うつぼ
この3本脚の椅子、映画に登場した場所においてあるみたいですが、
追いかけて旅するのも楽しそうですね。(^-^)
うつぼ
受け身の言い方、九州でもあるんですね。
この山荘も現在は重要文化財のようですから、ある程度の補助は受けて
手入れができているようですがそうでなければ維持は大変ですね。