京都旅行記2024Ⅲ~龍谷ミュージアムで「眷属展」編~

初めて訪れた京都水族館でオオサンショウウオについて学んだ後は、
歩いて15分くらいのところにある龍谷ミュージアムに向かいます。
IMG_1500.JPG場所柄 草履などのはきものかな 
IMG_1501.JPG懐石のお店みたいです
看板の左下に「船越英一郎」と書いてあって???と思ったら、
BS日テレの「船越英一郎の京都の極み」という番組で紹介されたみたいです。
2時間サスペンスの新作が放送されない中、船越さん、どうされているのかしら。
IMG_1503.JPG西本願寺さんが見えてきて 
IMG_1504.JPG龍谷ミュージアムに到着~
土砂降りが少し軽めな感じでしたがずぶ濡れです。(;_:) 
(龍谷ミュージアムホームページ)https://museum.ryukoku.ac.jp/
IMG_1505.JPGえぇっ、なんて読むの? 
IMG_1506.JPGケンゾクって読むんですね 
IMG_1507.JPG眷属
眷属、初耳ですし、この漢字をみたのがおそらく人生初めて。
入館料を支払って中に入ると、オーディオガイドのコーナーがあって、
「おススメですよ、ぜひ」とスタッフの方に熱くおススメされたので
PayPayで支払ってお借りしました。


IMG_1509.JPG最初にビデオを鑑賞しますIMG_1510.JPGおれたちも、いるぜ?
(展示紹介ページ)https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2024/kenzoku/

展示紹介ページから概要を転記いたしますと、
 
眷属とは、仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う尊格のことです。
仏教美術では主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、
主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っています。
龍谷ミュージアムで昨年度開催した特集展示「眷属―ほとけにしたがう
仲間たち―」が、この秋、特別展としてパワーアップし、各地から約80件の
作品が集います。
仏教美術における名脇役ともいえる眷属の個性豊かな姿をご覧ください。

眷属というのはもともと仏様の一族郎党、という意味から、
仲間という意味に変化していった、という説明でした。
オーディオガイドでは、不動明王の眷属から2人の童子が案内してくれました。

不動明王の眷属である八大童子は、
恵喜童子(えきどうじ)
矜羯羅童子(こんがらどうじ)
恵光童子(えこうどうじ)
阿耨達菩薩(あのくたぼさつ)
指徳菩薩(しとくぼさつ)
制咤迦童子(せいたかどうじ)
烏倶婆誐童子(うぐばがどうじ)ですが、
この中の矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制咤迦童子(せいたかどうじ)は、
不動明王の脇侍としてよく彫られているということから、
オーディオガイドのキャラクター(こんがらさん&せいたかさん)に選ばれた、
ということのようです。

残念ながら館内撮影禁止でしたが、
薬師如来の眷属である十二神将(頭に干支がのっているの、知ってました)、
千手観音の眷属である二十八部衆(これもうっすら知ってました)、
観ているとお寺で観ていた薬師如来や千手観音の周りにいたのが眷属、
おいおい、そんなことも知らずに見てたのかよ、と己にツッコミいれました。
眷属、今回の展示を見てお陰様で漢字で書けるようになりました。 
IMG_1511.JPGIMG_1512.JPG 

IMG_1513.JPGIMG_1514.JPGIMG_1515.JPG
展示を観終わった後撮影可能の展示に進みました。 
IMG_1518.JPG 
中国・新疆ウイグル自治区のトルファン郊外にあるベゼクリク石窟寺院。
この第15号窟の回廊を原寸大で復元展示したものだそうです。
復元する大回廊は、高さ約3.5m、長さ約15mで、
「コの字形」になっている実際の回廊を「L字形」とし、
約3mの巨大な仏教壁画を9面配置しているそうですが、実際に歩いているような
そんな気持ちになるような、復元とはいえ素晴らしい展示も観られました。

1時間半くらいの展示見学を終えてオーディオガイドを返却する時、
勧めてくれたスタッフの方に「お借りしてよかったです、楽しかった!」と
伝えると、「お勧めした甲斐があります」と笑顔を返してくれました。IMG_1519.JPGこんがらさん&せいたかさん 
IMG_1521.JPGこういうコラボスイーツ、最近多いですね
外に出たら雨も小降りになっていたので、ホテルまで40分くらい歩いて帰ります。
IMG_1525.JPG在庫潤沢でホッとします 
IMG_1526.JPG途中、梅月という小さな和菓子屋さんで購入
IMG_1527.JPG地元の人で賑わうんだろうな 
IMG_1528.JPG珈琲ワールド?
IMG_1529.JPGワールドランチ
京都は喫茶店が多いのですが、地元の人が集まる社交場って感じかな。
こういうところでランチを食べてみるのもいいな、と思いました。  
IMG_1532.JPGホテルでいただきました 
梅月でこの栗蒸し羊羹を一個だけ買ったのですが、
「一個ですみません」とお店のお母さんに言うと
「あら、そんなこと気にしないでいいのよ」と言ってくれましたが、
こういうお店が住んでいるところにあったら、休肝日に買って食べたい、
そんなアットホームなお店でした。

この後はお楽しみの夜の部です♪


(つづく)





この記事へのコメント

  • 溺愛猫的女人

    眷族展、とても面白そうです。さすが京都のミュージアムは企画がひと味違いますね(*^^*)
    2024年12月25日 10:04
  • 夏炉冬扇

    眷属。きいたような知らないような。
    あちらにこちらにお勉強ですね。
    いつ「ごゆっくり」してるんですか?
    2024年12月25日 17:25
  • うつぼ

    溺愛猫的女人さん、おはようございます。
    京都というより仏教系の大学が運営している博物館なので、仏教にまつわる
    テーマの展示が多いみたいですね。
    今まで存在は知っていたものの入ったことのなかった博物館ですが、
    今後も展示が面白ければ訪れてみたいです。
    2024年12月26日 07:32
  • うつぼ

    夏炉冬扇さん、おはようございます。
    これまであまり真面目に勉強していなかったツケを取り返そうと
    している感じですが(笑)学ぶこと、新しく知ることって大事ですね。
    しみじみ思います。(^-^)
    2024年12月26日 08:26