2024年に観た映画

本日2つめの記事、毎年大晦日恒例、今年観た映画のおさらい記事です。

今年も映画館でなるべく鑑賞しようと心掛けましたが、
定期レス生活は東京までの交通費が嵩みますね。
千葉に住んでいるから仕方ありませんが。(^-^;
なので、今年も休みの日は東京に行って映画をはしごする機会が多く
そういう時はジャンルを変えて頭が混乱しないようにしました。

結果的には、映画館鑑賞63本、Netflix8本、Amazon Prime52本、YouTube13本、
合計136本となりました。
昨年は86本(映画館62本)、一昨年は80本(映画館43本)なので
映画館での鑑賞数は昨年同程度、家で映画を観る機会は増えました。

というわけで、2024年に観た映画の中でよかったと思う10本です。
(とくに順位はありません)

ヤジと民主主義 劇場拡大版
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国会議員のヤジはよくて一般国民のヤジはダメ、という矛盾に
怒りが湧いたドキュメンタリー作品でした。
国会議員だけでなく警察も検察もどこを向いて仕事してるんだろう、
そう思ってしまうことが多いのですが投票した責任は国民にあるのだし
みんな真面目に考えて投票しましょうよ、という気持ちになった作品です。

再会長江
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長江の長さと雄大さ、だけでなく、監督が10年ぶりに再会した人達、
激変する中国の姿を変なバイアスなしに楽しむことができました。
こういう映画を観ると中国の長江(の川上の方)を観たくなります。

マウリポリの20日間
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日本も今は治安が悪化しているように思いますが、
地球のどこかでは戦争が続いているのと比べると平和なのかしれませんね。
ロシア軍によるウクライナ侵攻の様子を生々しく映し出した今作を観ると
自分の住む場所がある日突然襲われてしまったら何ができるんだろう、
考えても考えても思い浮かばない自分の不甲斐なさを感じながら、
この戦争も早く停戦してほしいと思う作品でした。

〇月〇日、区長になる女。
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現任が再選するのが一般的と思われている首長選挙ですが、
住民一人一人の力を集めることで大きな力になるのだなあ、と
実感した作品です。
実際杉並区民の友人知人に聴いてもこのドキュメンタリーで
映し出された岸本区長になってからの杉並区は変わったというので、
自分の住む自治体にもっと興味をもたないといけないなと思いました。

生きる 大川小学校津波裁判で闘った人たち
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昨年、snorita姐、けーすけ兄と訪れた大川小学校の姿に
津波が襲った時の様子を思い浮べて泣いてしまったのですが、
多くの方が命を落とされていても、責任をとりたくないという気持ちで
隠蔽体質に走るお役人や教育委員会、自分の子供だったら同じことする?
と画面越しに言いたくなりましたが、ともに闘ってくださった弁護士の
先生たちと遺族の皆さんの思いが通じたことに一筋の光も見えた作品でした。

骨を掘る男
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沖縄での戦いはまだ終わっていない、命を落とされた多くの人々を
見つけ出す、一人でずっと活動を続けている具志堅さんのお姿を見て
戦後に生まれ日頃のうのうと暮らしている自分が恥ずかしくなりました。
沖縄の歴史をここ数年知って具志堅さんの存在にたどり着きましたが
記憶を風化させてはいけないと改めて感じた作品です。

ルックバック
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昨今アニメ作品の作品数が多すぎてなかなか見られないのですが、
今作は本当にムネアツな作品でした。
熱中できるもの、自分のヤル気をかきたてるもの、若い頃に自分は
どうだったかと思い出しても思い出せないのですが、自分にとって大切な人、
そういう人との出会いがあるというのはその後の人生にも影響を及ぼす、
悲しい結末ではありましたが、自分も残りの人生を丁寧にいきたいな、
と思いました。

ぼくが生きてる、ふたつの世界
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どの家庭にも悩みがある、耳が不自由なのが不幸せではない、
両親を通じて2つの世界を知る主人公、思春期に反抗したものの
その後、小さい頃からの経験が自分の人生にとってプラスになる、
他人の家の庭の芝生が青く見える、となりがちですが、
色々な事に腐らず前向きに考えることが大事なのだと思った作品でした。

2度目のはなればなれ
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マイケルケイン先生の最後の出演作品ということで観ましたが、
戦争で背負った心の傷、やり残したことをやり遂げようという気持ちで
行動する姿に自分の人生もやり残しはないか、悔いのないようにいきたい、
そんな気持ちになった作品でした。

侍タイムスリッパ―
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順位はつけないと書きましたが、今年一番心が震えた作品です。
内容もさることながら監督の熱意に共感した東映さんの大きな協力で
低予算でも質の高い作品になったと思います。
笑いあり、涙あり、緊張感走る場面あり、映画が大好きな監督がつくった、
愛情のこもった作品、今後も何度もみたいと思いました。(^-^)

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一昨年、昨年と骨折しましたが、今年は何とか骨折せずに年越しできそうです。
骨密度がそんなに高くないので治療を続けていますが、転ばない生活を続けたい、
そんな気持ちでおります。
お仕事は、、夏ごろから色々とあってこのままでいいのかなというモヤモヤもあり、
来年は自分の残り少ない社会人人生についても真剣に考えないといけないと
思っています。

プライベートは旅の多い年となり、ブログ友の夏炉冬扇さんや溺愛猫的女人さんと
実際にお会いすることが出来たのはとても楽しい出来事でした。

ソネット、SSブログから、来年はお引越しをせねば、、、、ですが、
皆さまとは引き続きブログを通じた交流ができればと思っています。

皆さまも良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします!<m(__)m>

この記事へのコメント

  • 溺愛猫的女人

    無病息災が一番ですよね。私も今年は怪我をしないで一年を過ごすことが出来ました。それだけでとても幸せ♡
    良いお年をお迎えくださいね(*^^*)
    2024年12月31日 11:49
  • 夏炉冬扇

    向田邦子の随筆読んでいたら「タイムスリッパー」のプラン書いていましたね。あの人やっぱり才能ありましたね。
    うつぼさんにとって、来年は一層佳き年になりますように。そして二日酔いも減りますように。
    2024年12月31日 20:35
  • うつぼ

    溺愛猫的女人さん、こんばんは。
    怪我や大病なく過ごせるありがたみを感じますよね。
    溺愛家の皆さんも良いお年をお迎えくださいね。
    2024年12月31日 21:32
  • うつぼ

    夏炉冬扇さん、こんばんは。
    向田邦子さん、そんな昔にそういう内容を描かれていたんですか。
    早逝されたのが残念です。
    夏炉冬扇さんにとって来年も良い年になりますように。
    私も二日酔いを減らすようにしたいです。(´∀`)
    2024年12月31日 21:37