説明が面白くてじっくり読みながら見学(外は雨なので時間はたっぷりある)し、
オオサンショウウオについて興味津々な状態で更に展示コーナーを進むと、


小ぶりなオオサンショウウオの骨格の説明と実際の骨格標本。
脊椎の骨の数が多いので体をくねらせたり泳ぐのに適しているそうです。
本物です
(動画撮影してみました)https://www.youtube.com/shorts/piZicm1Mg6Q
後ろ足は5本指
幼体の展示もありましたが、
小さい頃は斑模様もなく黒い
3年近く経っても結構ちっちゃいのがここまで大きくなるのが不思議です。
寿命もはっきり分かっていないというのも謎生物ですね。
在来種
国の特別天然記念物、昔から京都の川に住んでいましたが近年減少傾向、
鼻先が平たく、頭のいぼは左右対になることがあまりなく、体の色は濃く、
模様は小さめ、尾の長さは全長の約3分の1。
外来種
チュウゴクサンショウウオ。
1970年代に食用のために輸入されましたが、逃げ出したり捨てられたりして
京都の川で野生化したと考えられています。
頭は急に平たくなり、頭のいぼは少なく対になることがあり、
在来種に比べて大きくて黒くて模様は大きめ、尾も全長に対して長めです。
これらの在来種と外来種の交配により交雑個体が誕生します。
交雑個体
色や模様は個体ごとに様々、食欲旺盛で繁殖力も強いと感がられています。
在来種がいなくなる?
昔は在来種のみでしたが、
殆どが交雑個体
オオサンショウウオの場合は食用で輸入したというのも1970年というのが
なんとなく納得なのですが、逃げ出す、というのがびっくりながら、
捨てる人がいて野生化というのは、昨今のペットで飼えなくなって捨てて
野生化して大繁殖というのと同じですね。
植物でも動物でも在来種は外来種より弱い、もともとあった生態系が
外来種で破壊されていくというのは、移民問題と似てるような気もして
しまったのですが(移民全てがよくないという意味ではありません、為念)
こういう外来種の流れは止められないんだろうな、と複雑な気持ちで
説明を読みました。


水槽の中で折り重なるようにじっとしていたオオサンショウウオたち。
「お代わりを欲しがる食いしん坊」(笑)という表現を観ると
飼育員さんのオオサンショウウオに対する愛情を感じます。
オオサンショウウオについて興味津々な状態で更に展示コーナーを進むと、
小ぶりなオオサンショウウオの骨格の説明と実際の骨格標本。
脊椎の骨の数が多いので体をくねらせたり泳ぐのに適しているそうです。
(動画撮影してみました)https://www.youtube.com/shorts/piZicm1Mg6Q
3年近く経っても結構ちっちゃいのがここまで大きくなるのが不思議です。
寿命もはっきり分かっていないというのも謎生物ですね。
国の特別天然記念物、昔から京都の川に住んでいましたが近年減少傾向、
鼻先が平たく、頭のいぼは左右対になることがあまりなく、体の色は濃く、
模様は小さめ、尾の長さは全長の約3分の1。
チュウゴクサンショウウオ。
1970年代に食用のために輸入されましたが、逃げ出したり捨てられたりして
京都の川で野生化したと考えられています。
頭は急に平たくなり、頭のいぼは少なく対になることがあり、
在来種に比べて大きくて黒くて模様は大きめ、尾も全長に対して長めです。
これらの在来種と外来種の交配により交雑個体が誕生します。
色や模様は個体ごとに様々、食欲旺盛で繁殖力も強いと感がられています。
オオサンショウウオの場合は食用で輸入したというのも1970年というのが
なんとなく納得なのですが、逃げ出す、というのがびっくりながら、
捨てる人がいて野生化というのは、昨今のペットで飼えなくなって捨てて
野生化して大繁殖というのと同じですね。
植物でも動物でも在来種は外来種より弱い、もともとあった生態系が
外来種で破壊されていくというのは、移民問題と似てるような気もして
しまったのですが(移民全てがよくないという意味ではありません、為念)
こういう外来種の流れは止められないんだろうな、と複雑な気持ちで
説明を読みました。
水槽の中で折り重なるようにじっとしていたオオサンショウウオたち。
「お代わりを欲しがる食いしん坊」(笑)という表現を観ると
飼育員さんのオオサンショウウオに対する愛情を感じます。
触感は思ったよりごわごわしていない感じ、臭いは(;゚Д゚)イヤー!って感じ、
息継ぎする時に水面に上がってくる時の音はごわぁぁぁぁって感じ。
よくわからないけれど(臭いのに)楽しいコーナーでした。
江戸時代から良質なたんぱく源として食べられていたそうです。
美味しいのは30~50㎝くらいの小さいサイズで、味噌汁の具としていれたり、
煮物にするのが一般的で、プリッとした食感と淡泊な味わい、火を通すと
ふぐとささみを足して2で割ったような食感だそうです。
刺身で食べることもあったそうですが、下処理を丁寧に行わないと臭いので
火を通して食べることが多かったという説明でした。
ちなみに中国では今でも体に良い健康食材として人気があるそうです。
このパネルの横にオオサンショウウオの食感と味を再現したハンバーグの
レシピがありましたが、鳥むね肉、やげん軟骨などを使うと似たようなものが
できるみたいです。(って私は作らないと思いますが(^-^;)
と、オオサンショウウオを観ていたら長くなってしまいましたので。
(つづく)
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
夏炉冬扇
畦町の水族館の渋田なら食べそう。⁂天然記念とか絶滅とかがなければ。ナマズも食べたといってましたから。
うつぼ
臭い、なんともいえず、ちょっとウェッとなりました。(;_:)
まあ、二度と嗅ぐことがなさそうなので良い思い出かな。。。。
うつぼ
動画、あるとないとでは違うかなあと思って載せましたが、
喜んでいただけて何よりです。(^-^)
ナマズは関東だと埼玉で食べられるお店がありますが、以前天ぷらを
食べたら淡泊な白身で美味しかったです。