今年最初に観た映画です。
今年巳年ということで、東映さんが1/15までの限定公開として
YouTubeで公開していますので後手ですがまだ観られますので
ご興味のある方はどうぞ。(^-^)
今年巳年ということで、東映さんが1/15までの限定公開として
YouTubeで公開していますので後手ですがまだ観られますので
ご興味のある方はどうぞ。(^-^)
あらすじは映画.comさんより。
東映動画スタジオが製作した、天然色・長篇漫画映画。白蛇の化身と、
その恋人許仙の愛を綴る中国の民話「白蛇伝」を骨子としたもので、
構成・美術は岡部一彦・橋本潔、脚本・演出は薮下泰司、撮影・塚原孝吉である。
森繁久彌と宮城まり子が声の出演をする。
東映動画スタジオが製作した、天然色・長篇漫画映画。白蛇の化身と、
その恋人許仙の愛を綴る中国の民話「白蛇伝」を骨子としたもので、
構成・美術は岡部一彦・橋本潔、脚本・演出は薮下泰司、撮影・塚原孝吉である。
森繁久彌と宮城まり子が声の出演をする。
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昭和33年の作品とは思えない高品質。
海外の古いアニメだと、
1937年(昭和12年←婆1号が生まれたころ)の戦時中の作品のイメージが
強かったのですが、日本で戦後に作られた長編アニメというとおそらく今作、
1958年(昭和33年←私は実は生まれていません)にここまで質の高い作品が
創られていたことに驚きました。
この作品について観たことはないけれど知識としてあったのが、
強かったのですが、日本で戦後に作られた長編アニメというとおそらく今作、
1958年(昭和33年←私は実は生まれていません)にここまで質の高い作品が
創られていたことに驚きました。
この作品について観たことはないけれど知識としてあったのが、
朝ドラ「なつぞら」で主人公の奥原なつのモデルになった奥山玲子さんが
参加した作品ということでした。
(ねんのためwikiも)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%9B%87%E4%BC%9D_(1958%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
その後ヒットアニメ作品をたくさん世に届けてくれたスタジオジブリを
設立する高畑勲さんや宮崎駿さんも今作に参加していますが、
彼らが若いときに参加した作品、今でこそアニメ制作もデジタルですが、
平成半ばごろまではセル画を大量に描いてそれをフィルム撮影という、
非常に骨の折れる作業、今作についても78分の作品ですからセル画の枚数も
すさまじい量、それを手作業で描いて彩色していたと思うと、その作品を
巳年という理由で無料公開してくれた東映さんには感謝感謝です。
物語については、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E8%9B%87%E4%BC%9D
「白蛇伝」という民話がどんどん変化していったという説明を観ると、
今作は恋愛物語がベースになっているように思われ、そんなに真剣に見ていなくても
ちゃんと話についていける(すみません)感じでした。
今作のwikiを読んでいて興味深かったのが、
>人物の動きをトレースしてアニメ化する手法「ライブアクション」のために
水木襄、松島トモ子や当時東映に入社したばかりの佐久間良子らが起用された。
という説明箇所でしたが、今でもモーションキャプチャーなどの手法で人間の
動きをアニメにうまく取り入れる手法があるのが今作の時代からあったということで
それを知って今作を観ると登場人物や動物(ジャイアントパンダとレッサーパンダ)、
動きがなめらかで人間のような動きなのも納得でした。
他には、声を担当しているのが、森繁久彌さんと宮城まり子さんの2人。
小学生のころみていたこのアニメで、常田富士男さんと市原悦子さんが
何役も2人で演じていてすごいな、と思っていたのですが、それよりも昔、
森繁久彌さんと宮城まり子さんが2人で何役もこなしていた作品があったと
知って驚きました。
今のアニメと違って昭和や平成初めごろまでのアニメはどこかのんびりと
した雰囲気がありますが、今作も気負わず観られて無理なく世界観に入れる
という意味で観る機会があってラッキーと思えた「白蛇伝」でありました。
何役も2人で演じていてすごいな、と思っていたのですが、それよりも昔、
森繁久彌さんと宮城まり子さんが2人で何役もこなしていた作品があったと
知って驚きました。
今のアニメと違って昭和や平成初めごろまでのアニメはどこかのんびりと
した雰囲気がありますが、今作も気負わず観られて無理なく世界観に入れる
という意味で観る機会があってラッキーと思えた「白蛇伝」でありました。
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
奥山玲子さんは大先輩です。
夏炉冬扇
今日は寒くて、雪でした。積もりませんがね。
日本昔話は好きです。
うつぼ
ご覧になったことがあるのですね。
今のアニメも悪くないのですが、手描きの時代の良さも凄いなあと
思いながら観ました。
奥山玲子さんは日本のアニメ界を開拓した一人ですよね。
うつぼ
戦後の日本が経済復興から成長していく中で、こういう作品が作られて
いったんだなあと思いながら観ました。
日本昔ばなしは私の世代は誰もが観ていた番組です。(^-^)